[競馬ニュース]ロジチャリスがダービー卿チャレンジトロフィーを制して、初の重賞タイトルを獲得
1000メートル通過が60秒0という、マイル戦としては緩い流れのレースとなった1日(土)の中山11Rダービー卿チャレンジトロフィー(G3)。そんな緩い流れのせいか、レースは大外枠を引いたクラレント(10番人気)がハナを奪いに行くという意外な展開となったが、そのクラレントの直後2番手で流れに乗ったロジチャリス(5番人気)が最後の直線入り口で先頭に。このロジチャリスにキャンベルジュニア(1番人気)、グランシルク(2番人気)、マイネルアウラート(3番人気)といった人気馬3頭が迫ったが、ロジチャリスは脚色が衰えることなく、人気馬たちを振り切って、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分34秒7(芝1600メートル、馬場状態は稍重)。2着以下はキャンベルジュニア、グランシルク、マイネルアウラートの順となった。
勝ったロジチャリスはダイワメジャー産駒の5歳牡馬。2015年のラジオNIKKEI賞で4着、昨年のエプソムカップで4着という戦績が残っているが、タイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。通算では6勝目。