[競馬ニュース]小倉2歳チャンピオンが桜花賞馬に!!レーヌミノルが桜花賞を制す

残り200メートルのハロン棒を過ぎたところでレーヌミノル(8番人気)が先頭に立ち、直後に単勝オッズ1.4倍という断然の1番人気に支持されたソウルスターリング(1番人気)が迫る。9日(日)の阪神11R桜花賞(G1)で多くの人はこの瞬間、レーヌミノルを交わして先頭に躍り出るソウルスターリングの姿をイメージしたに違いない。

だが、ソウルスターリングはレーヌミノルとの差をなかなか詰めることができない。そして、そのソウルスターリングをリスグラシュー(3番人気)が交わして、前を追う。だが、レーヌミノルもまだ脚色は衰えていなかった。最後はレーヌミノルがリスグラシューを1/2差で凌ぎ、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分34秒5(芝1600メートル、馬場状態は良)。2着はリスグラシュー、3着はソウルスターリングで、アドマイヤミヤビ(2番人気)は見せ場なく12着に敗れた。

勝ったレーヌミノルはダイワメジャー産駒の3歳牝馬。昨年の小倉2歳S以来となる勝ち星が、初のG1タイトルを獲得した。小倉2歳S優勝後は、京王杯2歳Sで2着、阪神ジュベナイルフィリーズで3着、今年のクイーンカップで4着、フィリーズレビューで2着という戦績だった。通算では3勝目。

同馬の半姉ダイワデッセーは、2012年のフローラSで3着に入っている。

レース映像はこちら(JRA公式サイトより)

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