[競馬ニュース]トウケイタイガーが東海桜花賞(名古屋)を逃げ切り勝ち/カツゲキキトキトは2着
トウケイタイガー(兵庫、2番人気)がレースを引っ張る形となった、14日(金)の名古屋11R東海桜花賞(SP1)。レースは単勝オッズ1.3倍という断然の1番人気に支持されたカツゲキキトキト(愛知)がどこで逃げるトウケイタイガーを捕まえるのか、という点に注目が集まった。そのカツゲキキトキトは中団でレースを進め、向正面でスパートし、3~4コーナーの中間地点で2番手に浮上し、前を行くトウケイタイガーを追う。
だが、逃げるトウケイタイガーの川原正一騎手(兵庫)には、まだ余裕があった。4コーナーから最後の直線に入ると、トウケイタイガーとカツゲキキトキトとの差は逆に広がっていく。最後はトウケイタイガーがカツゲキキトキトに6馬身差をつけ、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分26秒7(ダート1400メートル、馬場状態は良)。カツゲキキトキトは2着を確保し、3着にはインディウム(兵庫、3番人気)が入った。
勝ったトウケイタイガーはタイムパラドックス産駒の6歳牡馬。今年2月の園田ウインターカップに続く、2つ目の重賞タイトル獲得となった。通算では8勝目。
同馬の全兄ソルテは昨年のさきたま杯を制するなど、重賞9勝を挙げている。