[競馬ニュース]マイル戦なら古馬にも負けない!!ロードクエストが京成杯オータムハンデキャップを制す
11日(日)の中山11R京成杯オータムハンデキャップ(G3)は、中団よりやや後ろのポジションでレースを進めたロードクエスト(1番人気)が3コーナーを過ぎたところからスパートを開始。ロードクエストは馬群の外を回って前に進出し、残り200メートルのハロン棒を過ぎたところで先頭に。内側から抜け出してきたカフェブリリアント(6番人気)との叩き合いとなったが、ロードクエストはこのカフェブリリアントに前を譲ることなく、そのまま先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分33秒0(芝1600メートル、馬場状態は良)。2着カフェブリリアントとは1/2馬身差だった。3着にはダノンプラチナ(2番人気)が浮上し、ダノンリバティ(3番人気)は最後の直線で決め手を欠き、10着に敗れた。
勝ったロードクエストはマツリダゴッホ産駒の3歳牡馬。昨年の新潟2歳S以来となる、2つ目の重賞タイトルを獲得した。通算では3勝目。昨年のホープフルSで2着、今年のスプリングSで3着、NHKマイルカップで2着にそれぞれ入った実績を持つ。マイル戦に限れば、これで4戦3勝2着1回となった。
同馬の母マツリダワルツは岩手競馬で活躍した青森県産馬で、2007年にひまわり賞(岩手競馬ではオークスにあたる)を制している。