[競馬ニュース]6歳牝馬ニシノラピートがしらさぎ賞(浦和)を制して初の重賞タイトルを獲得
※先頭でゴール板を通過したニシノラピート(大井)は、今回が重賞初挑戦でのタイトル獲得でした。
※「前走で砂を被る競馬をしても問題ないことはわかっていた」と語る柏木健宏騎手(大井)。2011年のアフター5スター賞(大井)をタカオセンチュリーで制した時以来となる重賞勝利でした。
※市村誠調教師(大井)の重賞勝利は、ショウリュウで制した2009年のハイセイコー記念(大井)以来となります。ニシノラピートは7月6日(木)に川崎競馬場で行われるスパーキングレディーカップ(Jpn3)の優先出走権を獲得しました。
別定52キロということもあってか、コスモフットライト(浦和、1番人気)の手綱を取る吉原寛人騎手(金沢)が強気の大逃げに打って出た形となった26日(水)の浦和11Rしらさぎ賞(S3)。しかし、そのコスモフットライトの脚色は3コーナーを過ぎた辺りで、早くも鈍り始める。追いかけてきたのは、柏木健宏騎手(大井)騎乗のニシノラピート(大井、2番人気)だった。ニシノラピートは4コーナーでコスモフットライトを交わすと、そのまま後続に4馬身差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分27秒2(ダート1400メートル、馬場状態は良)。2着にはプリンセスバリュー(大井、7番人気)、3着にはポッドガゼール(川崎、3番人気)がそれぞれ入り、コスモフットライトは7着に敗れた。
勝ったニシノラピートはサウスヴィグラス産駒の6歳牝馬。2014年にJRAでデビュー。JRAでは新馬戦勝ちを含む2勝を挙げている。昨年3月の中京での特別戦を最後に、南関東・大井へ移籍。南関東に移籍後の5勝目が、初めての重賞タイトル獲得となった。通算では8勝目となる。