[競馬ニュース]2度目の「カイザー対決」もウルトラカイザーに軍配!!高千穂峰賞(佐賀)を制す
15日(土)の六角川賞と同様、「カイザー対決」となった29日(土・祝)の佐賀9R高千穂峰賞(S2)。レースは最内枠から逃げる形となったウルトラカイザー(1番人気)が最後の直線に入っても粘り込む形となる。そこに外から追い込んできたキョウワカイザー(2番人気)が鋭く追い込んできたが、前を行くウルトラカイザーを捕まえ切れず、最後はウルトラカイザーがキョウワカイザーに2馬身差をつけ、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分28秒7(ダート1400メートル、馬場状態は良)。3着には、ウルトラカイザーを道中でマークしていたコウユーサムライ(3番人気)が入った。
勝ったウルトラカイザーはレギュラーメンバー産駒の9歳牡馬。2010年の九州ジュニアチャンピオン(佐賀)、2011年の中島記念、2014年の瑞穂賞(門別)、道営記念(門別)、2015年のコスモバルク記念(門別)、赤レンガ記念(門別)、昨年のコスモバルク記念(門別)、そして今年の六角川賞(佐賀)に続いて9つ目の重賞タイトル獲得となった。通算では22勝目。2011年にJRA・小倉競馬場で行われたくすのき賞でも勝ち星を挙げている。
同馬の半兄アスカクリチャンは、2012年の七夕賞と2013年のアルゼンチン共和国杯を制している。