[競馬ニュース]今年も淀で「春祭り」!!キタサンブラックが天皇賞・春を連覇
最初の1000メートル通過が58秒3。ヤマカツライデン(12番人気)による大逃げの形となった、30日(日)の京都11R天皇賞・春(G1)。そのヤマカツライデンから大きく離れた2番手でレースの流れに乗ったキタサンブラック(1番人気)は、2度目の4コーナー手前でヤマカツライデンを交わして先頭に立つと、そのまま後続に並びかけられることなく、先頭のままゴール板を通過した。勝ちタイムの3分12秒5(芝3200メートル、馬場状態は良)はJRAレコードを更新するものとなった。2着にはシュヴァルグラン(4番人気)が入り、サトノダイヤモンド(2番人気)は前の2頭を捕まえ切れず、3着に。シャケトラ(3番人気)はスタートでの出遅れが響き、9着に敗れた。
勝ったキタサンブラックは、ブラックタイド産駒の5歳牡馬。このレースは昨年も制しており、連覇達成となった。2015年の菊花賞、昨年の天皇賞・春、ジャパンカップ、そして今年の大阪杯に続いて、5つ目のG1タイトル獲得となった。重賞8勝目となる。
同馬の半姉ショウナンバッハは、昨年のアメリカジョッキークラブカップで3着に入っている。