[競馬ニュース]全兄のソルテに続いてダートグレードレースの覇者に!!兵庫のトウケイタイガーがかきつばた記念(名古屋)を逃げ切り勝ち/兵庫勢は2度目の制覇
3日(水・祝)の名古屋11Rかきつばた記念(Jpn3)は、ハナ争いを制したトウケイタイガー(兵庫、2番人気)がそのまま後続に前を譲ることなく、最後は後続のJRA勢に4馬身差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分26秒8(ダート1400メートル、馬場状態は良)。2着にはタムロミラクル(JRA、4番人気)が、3着にはショコラブラン(JRA、1番人気)がそれぞれ入り、レーザーバレット(JRA、3番人気)は6着に敗れた。
勝ったトウケイタイガーはタイムパラドックス産駒の6歳牡馬。今年2月の園田ウインターカップ、4月に行われた前走の東海桜花賞に続いて、3つ目の重賞タイトル獲得となった。ダートグレードレースのタイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。このかきつばた記念は2014年に同じ兵庫のタガノジンガロが制しており、兵庫勢が制覇したのは2度目となる。昨年10月にJRAから兵庫に移籍して以降は、川原正一騎手(兵庫)が手綱を取り続けている。
同馬の全兄ソルテは昨年のさきたま杯を制するなど、重賞9勝を挙げている。母親にあたるヒノデモンテローザは、ソルテ、トウケイタイガーと、2代続けてダートグレードレースの勝ち馬を送り出したことになる。