[競馬ニュース]上位人気馬が総崩れ!!単勝6番人気のアドマイヤリードがヴィクトリアマイルを制す
前半3ハロン35秒6、1000メートル通過60秒1という、マイル戦としてはやや緩い流れのレースとなった、14日(日)の東京11Rヴィクトリアマイル(G1)。レースは前で流れを作る形となったソルヴェイグ(9番人気)とスマートレイアー(4番人気)が、最後の直線に入っても前で粘り込む展開に。
しかし、残り100メートル付近で前の顔ぶれが一変する。前を行く2頭の間からアドマイヤリード(6番人気)が抜け出し、さらに外からデンコウアンジュ(11番人気)が伸びてくる。最後はアドマイヤリードが2着デンコウアンジュに1馬身1/4差をつけ、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分33秒9(芝1600メートル、馬場状態は稍重)。3着にはジュールポレール(7番人気)が入り、スマートレイアーは4着、ソルヴェイグは5着という結果に。上位人気馬は全く見せ場がなく、単勝オッズ1.9倍という断然の1番人気に支持されていたミッキークイーンは7着、ルージュバック(2番人気)は10着、レッツゴードンキ(3番人気)は11着という結果に終わった。
勝ったアドマイヤリードはステイゴールド産駒の4歳牝馬。これまで重賞では、昨年の桜花賞で5着、前走の阪神牝馬Sで2着という実績を持つが、重賞タイトルを獲得したのは今回が初めて。初タイトルがG1となった。通算では5勝目。