[日記]地方競馬独特の文化がこんな形で・・・

以前は日本中の競馬場を歩き回っていた私ですが、最近は資金不足の為、「地方競馬」というと南関東(大井、川崎、船橋、浦和)にしか足を運ぶことが出来なくなっています。その南関東ですが、4場のうち、特に大井に行く度に感じることがあります。南関東の競馬について、様々な話題を発信している人たちの間でも、何故かこの話に触れる人がいないので、少し書いておきましょうか。

南関東の予想屋さんというと、すぐに思い出すのは「田倉の予想」さんと「ゲートイン」さんだと思います。この2人はいつも多くの人が集まっています。ところがここ2~3年、大井に行くと、この2人と同じ位の人が集まっている予想屋さんがいます。「夢追人」さんです。この屋号、以前からあったような気もするのですが、最近になって目立ちますよね。

その「夢追人」さんですが、こんなこともやっているようです。

夢追人 (@yumeoibitoNo1) さんのライブ - ツイキャス

南関東の予想屋さんは、それぞれのレースにおける出走馬を1頭1頭丁寧に解説(「口上」という言い方をする人もいますが)している人が多いのですが、「夢追人」さんは場内で目の前の人たちを相手に解説している音声を、そのままインターネット上でライブ中継をしています。

16日(火)にこの「夢追人」さんの解説を改めて何レースか聴いてみたのですが、現場の雰囲気が伝わってきますね。自宅でスカパー!の「南関東地方競馬チャンネル」だとか、地方競馬ライブだとかを見ながら、SPAT4で馬券を買う、などという人には、自宅に居ながらにして「現場」を感じることができるコンテンツと言えるかもしれません。「予想屋」の存在は、JRAにはない、地方競馬独特の文化ですからね。

でも南関東の予想屋さんの中には、「予想を買わずに口上だけを聞く」というファンを嫌がる人もいます。私も最近はあまりお金を持っていないので、予想屋さん達がいる一帯ではあまり足を止めないようにしています。「聞こえてくる」のも何となく申し訳ない気もしますので。でも、この「夢追人」さんの配信をインターネットで聴くという行為はまさにそのものな訳でして・・・。もっとも、こういう配信をするということは、「夢追人」さんは気にならないということなのかな?少しだけ、そんなことも考えてしまったりなんかして・・・。

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-・競馬雑談, 日記