[競馬ニュース]岩手での復帰戦は意外に苦戦?エンパイアペガサスがあすなろ賞(盛岡)を制す

今年2月の報知グランプリカップ(船橋)を制したエンパイアペガサス(1番人気)の岩手での復帰戦ということで注目が集まった、20日(土)の盛岡10Rあすなろ賞(M3)。レースは逃げるアントニオピサ(5番人気)を直後2番手でマークしたエンパイアペガサスが、どこで交わして先頭に立つか?がポイントとなった。

だが多くのファンが驚いたのは、アントニオピサが驚異的な粘りを見せた点。最後の直線にある坂を駆け上がっても、アントニオピサはまだエンパイアペガサスに前を譲ろうとはしない。エンパイアペガサスがようやく前に出たのはゴール板の手前だった。最後はエンパイアペガサスがアントニオピサをクビ差で交わしてのゴールとなった。勝ちタイムは1分55秒3(ダート1800メートル、馬場状態は良)。3着にはスズカセクレターボ(2番人気)が入り、コミュニティ(3番人気)は5着に敗れた。

勝ったエンパイアペガサスはエンパイアメーカー産駒の4歳牡馬。前述の報知グランプリカップの他、昨年の岩手日報杯スプリングカップ、やまびこ賞、岩手ダービーダイヤモンドカップ、イーハトーブマイル、不来方賞をそれぞれ制しており、これが7つ目の重賞タイトル獲得となった。

レース結果(NAR公式サイトより)

レース映像はこちら(地方競馬ライブより)

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