[競馬ニュース]エイシンヒカリの半兄エーシンシャラクが早池峰スーパースプリント(盛岡)を逃げ切り勝ち/9歳で初の重賞タイトル獲得
4日(日)の盛岡12R早池峰スーパースプリント(M2)は、激しいハナ争いを制したエーシンシャラク(1番人気)が、最後の直線で後続を振り切り、2着以下に1馬身1/2差をつけて先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは58秒9(ダート1000メートル、馬場状態は重)。2着にはキングオブロー(4番人気)、3着にはスマートアレンジ(3番人気)がそれぞれ入り、スティルプリンス(2番人気)は8着に敗れた。
勝ったエーシンシャラクはタイキシャトル産駒の9歳牡馬。2011年に兵庫でデビュー。兵庫では7勝を挙げ、2012年にはJRAへ移籍。JRAでは2勝を挙げている。2014年の秋からは再び兵庫所属となり、2015年には笠松に移籍。さらにこの年の6月からは岩手所属となった。2015年のハーベストカップで2着、OROターフスプリントで3着、栗駒賞で3着、白嶺賞で2着、昨年のトウケイニセイ記念で2着、栗駒賞で2着にそれぞれ入るなど、重賞タイトルまであと1歩というレースが続いていた。9歳で初めての重賞タイトル獲得となった。
半兄のエーシンクールディは2011年と2012年の笠松グランプリを連覇するなど、重賞8勝を挙げている。また、半弟のエイシンヒカリは2015年の香港カップや2016年のイスパーン賞の海外G1 ・2勝を挙げている。