[競馬ニュース]アクシデントを乗り越えて、浜中俊騎手とダッシングブレイズがエプソムカップを制す

11日(日)の東京11Rエプソムカップ(G3)は、1000メートル通過59秒7というペースで逃げたマイネルハニー(6番人気)が、最後の直線に入っても後続になかなか前を譲らない展開に。このマイネルハニーに内側からダッシングブレイズ(5番人気)が、外側からアストラエンブレム(1番人気)が迫り、最後はこの3頭による叩き合いに。叩き合いの結果、ダッシングブレイズ、アストラエンブレム、マイネルハニーの順でのゴールとなった。勝ちタイムは1分45秒9(芝1800メートル、馬場状態は良)。ダッシングブレイズとアストラエンブレムは1/2馬身差、アストラエンブレムとマイネルハニーはハナ差だった。タイセイサミット(2番人気)は6着、デンコウアンジュ(3番人気)は8着にそれぞれ敗れた。

勝ったダッシングブレイズはKitten's Joy産駒でアメリカ産の5歳牡馬。2015年のシンザン記念で4着、昨年の京王杯スプリングカップで4着に入っているが、タイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。鞍上を務めた浜中俊騎手とのコンビでは、昨年の東京新聞杯で落馬・競走中止となり、浜中俊騎手はその後、長期の休養を余儀なくされたこともあった。そんな過去を忘れさせてくれる重賞初制覇となった。

レース映像はこちら(JRA公式サイトより)

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