[競馬ニュース]3歳馬アンジュデジールがスパーキングレディーカップ(川崎)を制す
6日(木)の川崎11Rスパーキングレディーカップ(Jpn3)で、レースが大きく動いたのは3コーナー過ぎだった。単勝オッズ1.4倍という断然の1番人気に支持されたホワイトフーガ(JRA、1番人気)が前を行くララベル(大井、4番人気)に並びかける。4コーナーから最後の直線に入ったところでホワイトフーガが先頭に立つのだろう、と誰もが思ったに違いない。
だが、ここでホワイトフーガはララベルに突き放されてしまった。トップハンデ58キロが原因だろうか?ホワイトフーガを振り切ったララベルに、内側からアンジュデジール(JRA、2番人気)が迫る。脚色はアンジュデジールの方が上だった。最後はアンジュデジールがララベルに1馬身1/2差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分41秒6(ダート1600メートル、馬場状態は稍重)。3着にはタイニーダンサー(JRA、5番人気)が入り、ホワイトフーガは4着、サクラフローラ(JRA、3番人気)は11着にそれぞれ敗れた。
勝ったアンジュデジールはディープインパクト産駒の3歳牝馬。3月のフィリーズレビュー(13着)、先月の関東オークス(2着)に続く3度目の重賞挑戦で初の重賞タイトルを獲得した。通算では3勝目。