[競馬ニュース]人気馬2頭の叩き合いはフジダイビクトリーに軍配!!岩見沢記念(ばんえい・帯広)を制して重賞8勝目
7頭立てという、やや寂しいメンバーで行われた、ばんえい・帯広10R岩見沢記念(BG2)。だがレースはフジダイビクトリー(2番人気)とコウシュハウンカイ(1番人気)という人気馬2頭がほぼ並んで第2障害をひと腰でクリアし、その後も叩き合いが続くという、非常に見応えのあるものとなった。この人気馬2頭の叩き合いはゴール手前でフジダイビクトリーがコウシュハウンカイを突き放し、そのまま先頭でゴールラインを通過した。勝ちタイムは1分49秒6(馬場水分は2.2%)。この2頭だが、フジダイビクトリーの斤量は820キロ、コウシュハウンカイは830キロで、この10キロの斤量差が最後に明暗を分ける結果となったのかもしれない。この2頭から大きく離された3着にはカイシンゲキ(4番人気)が入り、オイドン(3番人気)は全く見せ場なく7着に敗れた。
勝ったフジダイビクトリーはウンカイ産駒の8歳牡馬。2011年のばんえい菊花賞、2012年の柏林賞、2014年の旭川記念、ばんえいグランプリ、昨年の北斗賞、ばんえいグランプリ、今年のばんえい記念に続いて8つ目の重賞タイトル獲得となった。通算では29勝目となる。