[競馬ニュース]これが地元・道営勢のプライド!!スーパーステションが王冠賞(門別)を制す/ベンテンコゾウは道営3冠ならず
ベンテンコゾウ(岩手、1番人気)の3冠達成なるか?単勝オッズは1.2倍。27日(木)の門別11R王冠賞(H2)は、このベンテンコゾウに大きな注目が集まった。
そのベンテンコゾウは3コーナーから動き出し、村上忍騎手(岩手)の左ステッキに応えながら、マクリ気味に前へ。だが前には余裕十分の脚色で先に抜け出したスーパーステション(北海道、5番人気)が粘り込んでいる。ベンテンコゾウはどこでスーパーステションを交わすのか?と思って見ていた人もいたに違いない。だが2頭の差は縮まるどころか、逆に広がっていった。最後はスーパーステションが後続に7馬身差をつけて圧勝。勝ちタイムは1分56秒7(ダート1800メートル、馬場状態は良)。ベンテンコゾウはストーンリバー(北海道、3番人気)に2着を譲り、3着という結果に終わった。スカイロックゲート(北海道、2番人気)は最下位10着という結果に終わった。
勝ったスーパーステションはカネヒキリ産駒の3歳牡馬。これまで重賞では、昨年の栄冠賞で3着、サッポロクラシックカップで3着という戦績が残っているが、タイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。通算では4勝目。