[競馬ニュース]G1馬アエロリットがクイーンSを逃げ切り勝ち/福永祐一騎手が走行妨害で騎乗停止に

2017/08/01

30日(日)の札幌11RクイーンS(G3)は、アエロリット(2番人気)が内枠からハナを奪う展開に。1000メートル通過は58秒3。だがNHKマイルカップを制したアエロリットにとっては、オーバーペースではなかった。3~4コーナーで後続との差は縮まったが、最後の直線でその差は再び広がり、2着以下に2馬身1/2差をつけて先頭でゴール、逃げ切り勝ちを決めた。勝ちタイムは1分45秒7(芝1800メートル、馬場状態は良)。2着にはトーセンビクトリー(6番人気)、3着にはクインズミラーグロ(8番人気)がそれぞれ入り、アドマイヤリード(1番人気)は6着、マキシマムドパリ(3番人気)は7着にそれぞれ敗れた。

勝ったアエロリットはクロフネ産駒の3歳牝馬。前走のNHKマイルカップに続いて重賞連勝となった。獲得した重賞タイトルは2つ目。今年1月のフェアリーSで2着、クイーンカップで2着にそれぞれ入っている。4月の桜花賞は5着だった。デビュー戦から横山典弘騎手が手綱を取り続けている。

レース映像はこちら(JRA公式サイトより)

なお、このレースで2着に入った、福永祐一騎手騎乗のトーセンビクトリーは最後の直線で外側に斜行し、シャルール13着の走行を妨害した。JRAの裁決委員は、トーセンビクトリーの斜行がなければ、シャルールはトーセンビクトリーに先着できた、とは認めなかったため、レースは到達順位の通り、確定した。但し、福永祐一騎手は8月5日(土)から13日(日)まで、JRAの開催日4日間を含む9日間の騎乗停止処分を受けた。

札幌11R 裁決レポート(JRA公式サイトより)

パトロールビデオはこちら(JRA公式サイトより)

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