[競馬ニュース]加藤聡一騎手(愛知)が重賞初勝利!!ヴェリイブライトがくろゆり賞(笠松)を制す
15日(火)の笠松9Rくろゆり賞(SP1)は、3コーナーを過ぎたところで単勝オッズ1.3倍の1番人気に支持された、大畑雅章騎手(愛知)騎乗のカツゲキキトキト(愛知)がスパートし、4コーナーから最後の直線に入ったところで馬群から抜け出す・・・、筈だった。ところがカツゲキキトキトの内側で、加藤聡一騎手(愛知)騎乗のヴェリイブライト(愛知、7番人気)が懸命に粘り、この2頭が並んだまま、4コーナーから最後の直線へ。
カツゲキキトキトとヴェリイブライトによる叩き合いは最後の直線に入っても続き、2頭は並んだまま、ゴール板を通過。そして軍配はヴェリイブライトの方に上がった。カツゲキキトキトは思わぬ敗戦を喫した形となった。勝ちタイムは1分41秒7(ダート1600メートル、馬場状態は重)。3着にはハイジャ(笠松、3番人気)が入り、トーコーポセイドン(兵庫、2番人気)は6着に敗れた。
勝ったヴェリイブライトはメジロベイリー産駒の7歳牡馬。これまで重賞は、岩手競馬に所属していた時に2015年のすずらん賞(盛岡)を制しているが、そのすずらん賞以来となる重賞タイトル獲得となった。通算では9勝目。
同馬の半兄マカニビスティーは、2010年の東京ダービー(大井)優勝馬。JRAに移籍後は、2010年の名古屋グランプリ(名古屋)で2着、2011年の天皇賞・春で4着、2011年の日経新春杯で3着に入った実績もある。
なお、ヴェリイブライトの鞍上・加藤聡一騎手(愛知)はこの勝利が重賞初勝利となった。昨年4月にデビュー。2年目での重賞タイトル獲得となった。15日(火)終了時点で、地方競馬通算100勝達成まで、あと4勝と迫っている。