[競馬ニュース]サクラメガワンダーの半弟サクラアンプルールが札幌記念を制す

20日(日)の札幌11R札幌記念(G2)は、最後の直線で馬群の外から鋭く伸びたサクラアンプルール(6番人気)が、更に後方から追い込んできたナリタハリケーン(12番人気)をクビ差で凌いで、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは2分0秒4(芝2000メートル、馬場状態は良)。3着にはヤマカツエース(1番人気)が入り、エアスピネル(2番人気)は5着。マウントロブソン(3番人気)は8着に敗れた。

勝ったサクラアンプルールはキングカメハメハ産駒の6歳牡馬。今年2月の中山記念では、勝ち馬ネオリアリズムから0秒1差の2着に入っているが、タイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。2014年2月のデビューだが、デビューから2戦は掲示板に載ることができず、一度は道営・ホッカイドウ競馬に移籍して2勝を挙げ、翌2015年にJRAに復帰した、という経歴を持つ晩成型の馬でもある。

同馬の半兄サクラメガワンダーは、2005年のラジオたんぱ杯2歳S、2006年と2008年の鳴尾記念、2009年の金鯱賞をそれぞれ制している。

レース映像はこちら(JRA公式サイトより)

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