[競馬ニュース]ドリームパスポートの半弟フロンティアが新潟2歳Sを制す

27日(日)の新潟11R新潟2歳S(G3)は、前半3ハロンが36秒6、1000メートル通過が61秒6という、緩い流れでのレースとなった。こうした緩い流れの中、前を行くコーディエライト(5番人気)とフロンティア(3番人気)は、最後の直線に入っても脚色はなかなか衰えない。レースは、この2頭に内ラチ沿いから伸びてきたテンクウ(2番人気)の3頭による叩き合いとなったが、勝者はこの叩き合いを3/4馬身差で制したフロンティアとなった。勝ちタイムは1分34秒6(芝1600メートル、馬場状態は良)。2着にはコーディエライト、3着にはテンクウがそれぞれ入り、ムスコローソ(1番人気)は12着に敗れた。

勝ったフロンティアは、ダイワメジャー産駒の2歳牡馬。前走の新馬戦に続いて連勝の形で、初の重賞タイトルを獲得した。今回の馬体重は、先月の中京での新馬戦より10キロ軽い、444キロだった。

同馬の半兄ドリームパスポートは、2006年のきさらぎ賞と神戸新聞杯を制しており、同年の皐月賞で2着、日本ダービーで3着、菊花賞で2着、ジャパンカップで2着にそれぞれ入った実績を持つ。

レース映像はこちら(JRA公式サイトより)

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