[競馬ニュース]赤岡修次騎手(高知)が金沢で重賞勝利!!バンダイクブラウンが加賀友禅賞(金沢)を制す

赤岡修次騎手(高知)騎乗のバンダイクブラウン(2番人気)が逃げ、直後の2番手で藤田弘治騎手(金沢)騎乗のヤマミダンス(1番人気)がマークする。29日(火)の金沢11R加賀友禅賞における、2コーナー過ぎのこの展開を予測していた人は多かったに違いない。そんな人たちはきっと、単勝オッズ1.6倍という断然の1番人気に支持されたヤマミダンスが、どこでバンダイクブラウンを交わすのか?という点に注目していたことだろう。

だがレースはそんな多くの人の想像とは違う展開を迎えることになる。3~4コーナーの中間地点付近で、藤田弘治騎手の手が盛んに動くようになる。ヤマミダンスはバンダイクブラウンに並びかけるどころか、逆に突き放される形となった。最後の直線で、逃げるバンダイクブラウンに外から迫ったのはヤマミダンスではなく、吉原寛人騎手(金沢)騎乗のナゲッツ(4番人気)と桑野等騎手(金沢)騎乗のゴールドハリアー(3番人気)だった。最後はこの3頭が並んでゴール板を通過し、バンダイクブラウン、ナゲッツ、ゴールドハリアーという着順で決着。バンダイクブラウンとナゲッツはハナ差、ナゲッツとゴールドハリアーはクビ差という接戦となった。勝ちタイムは1分24秒2(ダート1300メートル、馬場状態は良)。ヤマミダンスは5着に敗れた。

勝ったバンダイクブラウンはタイキシャトル産駒の3歳牝馬。今年1月にJRA・京都でデビュー。JRAでは新馬戦で2着に入ったが、その後の3戦が冴えず、5月の新潟での未勝利戦を最後に金沢に移籍。6月に金沢で初勝利を挙げた後、笠松に遠征してクイーンカップに出走するも6着。その後、立て直されて、前走の一般戦で2勝目を挙げて挑んだ、2度目の重賞挑戦で初の重賞タイトルを獲得した。高知から駆け付けた赤岡修次騎手との初コンビで掴んだタイトルとなった。

レース結果(NAR公式サイトより)

レース映像はこちら(地方競馬ライブより)

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