[競馬ニュース]ディアドラが激戦の紫苑Sを制して秋華賞へ
1000メートル通過61秒3という、緩い流れのレースとなった、9日(土)の中山11R紫苑S(G3)。この流れの中、最後の直線では、カリビアンゴールド(6番人気)、ポールヴァンドル(4番人気)、ディアドラ(1番人気)の3頭が抜け出して叩き合いに。この3頭が並んでゴール板を通過したが、写真判定の結果、ディアドラ、カリビアンゴールド、ポールヴァンドルの順でのゴールとなった。勝ちタイムは1分59秒8(芝2000メートル、馬場状態は良)。1着と2着、2着と3着はいずれもハナ差で、秋華賞への優先出走権はこの3頭が獲得する形となった。ルヴォワール(2番人気)は6着、ホウオウパフューム(3番人気)は9着にそれぞれ敗れた。
勝ったディアドラはハービンジャー産駒の3歳牝馬。昨年のファンタジーSで3着、今年のオークスで4着にそれぞれ入っているが、タイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。通算では4勝目。
同馬の半兄オデュッセウスは2015年の兵庫ジュニアグランプリ(園田)で3着に入っている。