[競馬ニュース]和田譲治騎手(大井) 待望の重賞初勝利は単勝万馬券!!サブノクロヒョウが東京記念(大井)を制す
カツゲキキトキト(愛知、2番人気)が逃げて、レースを引っ張る形となった、13日(水)の大井11R東京記念(S2)。レースはカツゲキキトキトが2度目の4コーナーから最後の直線に入っても先頭をキープし、そのまま押し切るかに思われたが、そのカツゲキキトキトを直後の2~3番手でマークしていたサブノクロヒョウ(大井、12番人気)が並びかけ、残り200メートルのハロン棒を過ぎたところで、サブノクロヒョウがカツゲキキトキトを交わして先頭に。最後はサブノクロヒョウは粘るカツゲキキトキトに2馬身1/2差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは2分36秒4(ダート2400メートル、馬場状態は重)。3着にはキングミニッツ(船橋、3番人気)が入り、ユーロビート(大井、1番人気)は4着に敗れた。
勝ったサブノクロヒョウはロージズインメイ産駒の4歳牡馬。2015年の平和賞(船橋)で4着、昨年の羽田盃で4着に入っているが、タイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。通算では5勝目。単勝の払戻金は12,320円という波乱の決着となった。
同馬の半弟サブノジュニアは、今年の優駿スプリントで2着に入っている。
なお、サブノクロヒョウの手綱を取った和田譲治騎手も、この勝利が重賞初勝利となった。和田譲治騎手は2002年のデビュー。今年の5月には、地方競馬通算600勝を達成している。大井・東京都騎手会所属。登録服色は「胴赤・白山形一本輪・袖紫」。