[競馬ニュース]競走取り止め、初芝、初の左回り・・・、全てを克服しての重賞制覇!!モリノラスボスがジュニアグランプリ(盛岡)を制す
17日(日)の盛岡12Rジュニアグランプリ(M1)は、4コーナーから最後の直線に入った所で、コウギョウカナリア(岩手、3番人気)、モリノラスボス(北海道、2番人気)、プリヴィレッジ(岩手、7番人気)の3頭による叩き合いに。この叩き合いは残り100メートル付近でコウギョウカナリアが脱落し、モリノラスボスとプリヴィレッジの2頭が並んでゴール板を通過したが、クビ差でモリノラスボスが先着してタイトルを獲得した。勝ちタイムは1分40秒6(芝1600メートル、馬場状態は良)。3着にはベストロード(岩手、1番人気)は浮上。コウギョウカナリアは6着に敗れた。
勝ったモリノラスボスはエスポワールシチー産駒の2歳牡馬。5月に門別でデビューし、6月の未勝利戦、8月のアタックチャレンジに続く3勝目が、初の重賞タイトルとなった。今月6日(水)に門別でのウィナーズチャレンジに出走する予定だったが、濃霧で取り止めとなっていた。今回は初めての芝コース、左回りでもあり、こうした全ての要素を克服しての重賞制覇となった。