[競馬ニュース]トーセンホマレボシ産駒が皐月賞馬を破る!!ミッキースワローがセントライト記念を制す
18日(月・祝)の中山11Rセントライト記念(G2)で、単勝オッズ1.7倍という断然の1番人気に支持された皐月賞馬アルアイン。この馬がどんな勝ち方をするのか、注目していた人も多かったに違いない。
そのアルアインは好位5番手で流れに乗り、馬群の外を回りながら、4コーナー、そして最後の直線へ。皐月賞と同様に、鋭い決め手で伸びてくる。しかし、そのアルアインの直後に迫り、外から並びかけようとする馬が1頭。ミッキースワロー(2番人気)だった。ミッキースワローは直線の急坂で並び、その坂を登り切ったところでアルアインを交わして先頭に。そしてミッキースワローは、そのままアルアインに1馬身3/4差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは2分12秒7(芝2200メートル、馬場状態は良)。3着にはサトノクロニクル(3番人気)が入った。
勝ったミッキースワローはトーセンホマレボシ産駒の3歳牡馬。トーセンホマレボシ産駒の重賞勝利は、中央・地方を通してこれが初めてとなる。ミッキースワロー自身は5月の京都新聞杯(5着)以来となる、2度目の重賞挑戦で初の重賞タイトルを獲得した。通算では3勝目。デビュー以来、菊沢一樹騎手とコンビを組んでいたが、今回は横山典弘騎手との初コンビだった。