[競馬ニュース]中西達也調教師(高知)が重賞で初陣を飾る!!フリビオンが珊瑚冠賞(高知)を制す

18日(月・祝)の高知7R珊瑚冠賞で2番人気に支持されたフリビオンと言えば、「青・袖桃一本輪」の勝負服と共に印象に残っている人も多いだろう。その「青・袖桃一本輪」の中西達也騎手(高知)は7月末で騎手を引退。8月からは「中西達也調教師」と立場を変えることになった。

この18日(月・祝)は、その中西達也調教師の管理馬が初めて出走する日だった。出走馬はなんとフリビオンである。初出走のレースがいきなり重賞・珊瑚冠賞。しかも、かつて騎手としてコンビを組んでいたフリビオンを「調教師」として送り出すことに。いきなりの大仕事に注目していた人も多かったに違いない。

今回から「胴黄・黒縦縞・袖赤・黄二本輪」の倉兼育康騎手(高知)とコンビを組んだフリビオンは、道中は中団を追走。3コーナー過ぎから徐々に進出し、4コーナーで2番手に浮上。そして最後の直線で、フリビオンは前で粘り込むカッサイ(1番人気)を交わして先頭に立つと、そのカッサイに3馬身差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは2分4秒2(ダート1900メートル、馬場状態は不良)。3着にはワイルドコットン(3番人気)が入った。

勝ったフリビオンはフリオーソ産駒の3歳牡馬。3歳馬が珊瑚冠賞を制したのは今回が初めてとなる。昨年の黒潮ジュニアチャンピオンシップ、金の蔵賞、今年の黒潮皐月賞、高知優駿に続いて、5つ目の重賞タイトルを獲得した。中西達也調教師はこれが初勝利で重賞初制覇となった。

レース結果(NAR公式サイトより)

レース映像はこちら(地方競馬ライブより)

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