[日記]中山1Rの降着に思う
18日(月・祝)の中山1Rで降着があり、丹内祐次騎手が16日間の騎乗停止処分を受けました。この件でパトロールビデオを見ていて思ったのですが、
丹内祐次騎手は自分の馬が外にヨレていることに、果たして気が付かなかったのでしょうか?映像を見る限り、とてもそんな風には見えないのですが・・・。何度も隣の馬とぶつかっているのですし。
勝手な想像ですけど、丹内祐次騎手の頭の中にこんな計算があって、騎乗停止を覚悟した上で、あのような騎乗をしたように思えるのですが・・・。
-オレは騎乗停止になったとしても、着順は変わらないだろう。だったら、隣の馬を邪魔してでも、勝ちに行くぞ!!-
実際には降着になってしまったのですが、「この程度なら大丈夫だろう」と思っていたら、大丈夫ではなかった、といった感じではないでしょうか。「騎乗停止にはなるけど、降着にはならない」というケースが増えると、こういう考え方で騎乗をする騎手が増えるような気がしてなりません。いや、新ルール導入後、「騎乗停止にはなるけど、降着にはならなかった」というケースで、加害馬の騎手にそんな思惑があった、というケースも実はあったのではないでしょうか。その人の「心の中」にのみ存在する話ですから、誰も立証することはできませんしね。
今回は、JRAの裁決委員がしっかりと「降着」というジャッジを下すことができた点を評価すべきかもしれません。でも、新ルール後の傾向がもたらした「降着」のようにも思えます。国際基準だか、何だか知りませんが、こんな騎乗が増える要因となりかねないルールを、そのまま放置しておいていいのでしょうか?私には疑問が残ります。
念の為、書いておきますが、あくまで個人的な見解ということでひとつ。