[競馬ニュース]ラストランを重賞勝利で飾る!!ポアゾンブラックが道営スプリント(門別)を制す

21日(木)の門別11R道営スプリント(H2)は、好位3~4番手でレースを進めたポアゾンブラック(北海道、2番人気)が、最後の直線で内ラチ沿いから抜け出して先頭に。ポアゾンブラックは、そのまま後続に2馬身1/2差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分12秒1(ダート1200メートル、馬場状態は重)。2着にはタイセイバンデット(北海道、1番人気)が、3着にはテイエムシャンパン(北海道、10番人気)がそれぞれ入り、サトノプリンシパル(北海道、3番人気)は4着に敗れた。

勝ったポアゾンブラックはマイネルラヴ産駒の8歳牡馬。兵庫~JRA~道営と渡り歩き、2011年の園田ジュニアカップ(園田)、2012年の菊水賞(園田)、2015年のグランシャリオ門別スプリント(門別)に続いて、4つ目の重賞タイトルを獲得した。2012年の兵庫ダービー(園田)で2着に、2013年のオーシャンS(中山)で4着に、マイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡)で2着に、2015年の北海道スプリントカップ(門別)で2着に、クラスターカップ(盛岡)で2着にマイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡)で5着に、兵庫ゴールドトロフィー(園田)で3着にそれぞれ入るなど、JRA勢が相手となる重賞競走でも好勝負を演じた。

2015年の兵庫ゴールドトロフィーで3着に入った後、デビューの地である兵庫に再び移籍したが、故障でレースに出走できず、道営に戻ってきて先月31日(木)の門別での特別戦を復帰して勝利。今回は叩き2戦目で、4つ目の重賞タイトルを獲得した形となった。

同馬を管理する田中淳司調教師(北海道)、手綱を取った阪野学騎手(北海道)はそれぞれレース後のコメントで、ポアゾンブラックにとって、このレースがラストランとなることを明らかにした。重賞勝利で競走馬生活を締めくくる形となった。通算では12勝目。

レース結果(NAR公式サイトより)

レース映像はこちら(地方競馬ライブより)

第12回 道営スプリント〔H2〕結果(ホッカイドウ競馬公式サイト)

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