[競馬ニュース]デリッツァリモーネが長月賞(佐賀)を制して、初の重賞タイトルを獲得
23日(土)の佐賀10R長月賞(S2)は、1番人気に支持された重賞連勝中のガールズラインが、3コーナーの手前でズルズルと後退するという、意外な展開に。レースは4コーナーから最後の直線に入ったところで先頭に躍り出たデリッツァリモーネ(2番人気)が、そのまま後続に1馬身1/2差をつけて先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分55秒5(ダート1750メートル、馬場状態は良)。2着にはコウザンヒキリ(9番人気)が浮上。3着にはリンノメサイア(5番人気)が入った。テイエムダンシング(3番人気)は4着、ガールズラインは11着にそれぞれ敗れた。
勝ったデリッツァリモーネはキングカメハメハ産駒の6歳セン馬。2013年にJRAでデビュー。JRAでは、オープン特別の萩Sを制するなど2勝を挙げている。今年から佐賀競馬の所属となり、移籍後2戦目から7連勝。重賞初挑戦だった7月の文月賞で2着に敗れたが、2度目の重賞挑戦となった今回、初の重賞タイトルを獲得した。通算では11勝目。前走はJRA・小倉の小倉日経オープンに参戦していた(11着)。
同馬の母ドルチェリモーネは、2004年の忘れな草賞を制し、この年のオークス(9着)、秋華賞(13着)、エリザベス女王杯(14着)に出走した実績を持つ。