[日記]日本人の凱旋門賞への向き合い方が変化しています
Twitterでも書きましたが、スプリンターズSと凱旋門賞が終わり、抜け殻状態となっている月曜日の朝です。
順番としては、1日(日)は中山競馬場にいたのですから、スプリンターズSの話から書くべきなのですが、先に書いておかないと意味をなさない可能性もあるので、凱旋門賞の話を先に。
中野省吾騎手(船橋)のTwitterばかりを紹介するのも何なので(笑)、私のTwitterから少々。
日本調教馬が2頭も出ているのに、私の中で「日本調教馬の勝ち負け」にあまり興味や関心を抱かなかった凱旋門賞は初めてかも。いい意味でも、悪い意味でも、馬券を売ると、こういうことになるのかもしれませんね。でも、日本調教馬が出てくれないと、JRAが馬券を売ってくれないんだよなあ。
— 菅野一郎(競馬Webサイト管理人) (@Ichiro_Kanno) 2017年10月1日
今年の凱旋門賞について、率直に抱いた感想です。凱旋門賞の馬券は昨年も売っていましたから、このレースを楽しむことができる環境は、昨年も今年も変わらない筈ですが、今年は日本勢2頭についてはほとんど関心がありませんでした。昨年のマカヒキは前哨戦を勝っていましたので、「もしかして」という気持ちを持って見ていたせいもありましたが、今年のサトノダイヤモンドとサトノノブレスは前哨戦の段階で「これは無理かも・・・」という雰囲気でしたからね。前哨戦の敗因が馬場のせいだったとしても、当日に現地から入ってくる情報が「馬場は前哨戦とほとんど変わらない」という話でしたから、「今年は応援よりも、馬券勝負に徹するべきだ」と思ってしまったのは私だけではなかったのでしょう。
馬券上でノーマークにしたサトノダイヤモンドが、もしあの状況下で勝ったとしたら、それはそれで馬券とは別の楽しみ、喜びがあるのですから、別に「好感度」とかは、どーでもいいでしょうしね(笑)。日本人の目は肥えていると思いますよ。勝ったエネイブルの単勝が180円しかつかないのですから。「日本でもエネイブルが断然の1番人気だった」という事実に、凱旋門賞というレースに対する向き合い方が、日本で変化していることを私自身は感じたのですが、皆さんはどうだったでしょうか。
それにしても、エネイブルは強いなあ。驚いたのは2分28秒69という勝ちタイムです。出走頭数が違うので、単純に比較してはいけないのかもしれませんが、チンギスシークレットがフォワ賞を勝った時は2分35秒86ですよ。この馬場で2分28秒69などというタイムを叩き出してしまうのならば、ジャパンカップに参戦したとしても・・・。いや、さすがにそれは期待しない方がいいのでしょうけどね(笑)。