新年おめでとうございます。
当たらない予想を垂れ流したまま、
新年を迎えてしまいました。
申し訳ありません。
年末、別件もあって、
なかなか肝心の福山競馬の話を
書く時間を作ることができませんでした。
年も改まった事ですし、
福山競馬の話を書く機会を増やすことにしましょうか。
色々、日本中の競馬場を旅している私ですが、
福山競馬場に足を運んだのは昨年の7月が初めてでした。
以前、「競馬ニュース」で書いた、
福山競馬に関するある記事がきっかけで、
たまたまサイトをご覧だったある馬主と知り合いになり、
「良かったら一度福山に」
とお誘いを受けていた事がきっかけでした。
その以前から福山競馬のレースについては、
オッズパークで馬券を購入し、
レース映像も見ていました。
向正面のその先に流れる芦田川が競馬場全体が持つ、
ほのぼのとした雰囲気を演出する役割を果たしているように思えました。
またアラブ馬のみのレース体系から
サラブレッドの導入が決まり、
最後の「アラブの聖地」だった福山から
いずれアラブ馬が決める日がやってくる。
その寂しさが漂っている競馬場。
そんな印象を受けていました。
しかし、7月に実際に足を運んだ福山競馬場は
少々違っていました。
JRAや南関東の競馬場とは華やかさのレベルが違うかもしれない、
でも決して派手さのない競馬場ではありますが、
一部他地区に見られるような、
元気のない寂しさとは程遠い、
活気に溢れた雰囲気が場内にはありました。
アラブからサラへの転換についても
「サラは3コーナーからの瞬発力がアラブとは全然違うなあ。
馬券検討の考え方の変えないと・・・」
という声が聞かれる状況がありました。
福山競馬は転換期であることは間違いないでしょう。
転換期であるが故に、
様々な可能性が想像できる競馬場です。
南関東や東海、兵庫などのように、
馬はともかく騎手のレベルの高さが
JRAの関係者やファンに認められ、
どんどん騎乗依頼が舞い込んでくる状況に、
いずれなるのかもしれない。
もしかしたら、
かつてのオグリキャップやライデンリーダー、
最近のコスモバルクのように、
風穴を開ける馬が出現するかもしれない。
何しろ、福山でのサラによる競馬の歴史は
これから築かれるのですから、
様々な可能性を想像する楽しみがあると思っています。
福山同様、
かつてアラブのみで競馬が行われていた兵庫(園田、姫路)から、
JRAに移籍した騎手が3人出ました。
1人は1次試験を受験した人ですが、
残る2人は1次試験免除の形でのJRA移籍です。
これは兵庫の競馬のレベルが
JRAにも認められた結果だと思っています。
福山にもそんな時代が来るかもしれません。
長年アラブで培ったノウハウが
サラと無関係ではないことは兵庫が既に証明しているのですから・・・。
これから全国に広く知られるようになる競馬、
それが福山競馬ではないかと思います。
そのこれから多くの人に知られるようになる競馬、
福山競馬で「第7回WEEKEND DREAM盃」は行われます。
このレースが
そんな福山競馬を多くの人たちに知らせる力があるか、どうかは疑問です。
でも少しでもその可能性は追求していきたいと思っています。
どうか、このブログをご覧の皆さん、ご注目ください。
そして応援していただければ幸いです。